単品リピート通販における定期購入モデルを
展開していくうえで適切な決済サービスとは?

単品リピート通販は、1種類またはごく少数の商品をリピート購入してもらうことを前提とした通信販売の手法です。単品リピート通販では新規顧客の獲得が課題であり、購入につなげるためには決済サービスの充実が不可欠です。本記事では、単品リピート通販における定期購入モデルを展開していくうえで適切な決済サービスを紹介します。

目次
拡大を続ける単品リピート通販市場
注目すべき健康食品・化粧品分野のEC成長
単品リピート通販で多く利用される定期購入モデル
定期購入モデルに適した決済サービスとは?事例をもとに紹介!
1年で売上10倍となった育毛剤「ニューモ」
「ニューモ」の急成長を陰で支えた後払い決済サービス
後払い決済サービスの導入が定期購入に適している3つの理由
理由①:初回注文時に気軽に安心して購入することができる
理由②:毎月の自動引き落としの不安を解消できる
理由③:購入層である高齢者に有効な決済手段である
ジャックスグループが提供する後払い決済代行サービス「アトディーネ」
お役立ち資料
若年層・高齢者層向けECには必須?!の決済手段「後払い決済のススメ」

拡大を続ける単品リピート通販市場

コロナ禍によってサブスクリプションサービスや単品通販(D2C)の普及が進み、単品リピート通販市場は拡大することが予想されています。

2021年に実施された株式会社矢野経済研究所の「サブスクリプションサービス市場」に関する調査では、サブスクリプションサービスの国内市場規模が2023年度に1兆1,490億円となるとの予測がされており、2020年に実施された株式会社売れるネット広告社の「デジタルD2C」の市場動向調査では、国内のD2C市場は2025年には3兆円規模に達する見込みです。

出典:株式会社矢野経済研究所「サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2021年)」
(最終更新:2021年4月13日)

注:①衣料品・ファッションレンタル、②外食サービス、③生活関連サービス(家具・家電・日用雑貨・家事関連)、④多拠点居住サービス(シェアハウスやマンスリー系賃貸住宅は対象外)、⑤語学教育サービス(数新教育は対象外)、⑥デジタルコンテンツ(月額定額利用の音楽と映像サービス)、⑦定期宅配サービス(食品・化粧品類)の7市場の合算値とし、市場規模はエンドユーザー(消費者)支払額ベースで算出している。

出典:株式会社売れるネット広告社「「デジタルD2C」の市場動向調査」

(最終更新:2020年9月9日)
この流れに乗じて、これまで通販を行っていなかった企業がEC市場へ参入し、リピート通販を立ち上げる例も出てきています。

注目すべき健康食品・化粧品分野のEC成長

株式会社エルテックスが2020年に実施した「通信販売に関する【消費者調査]2020によると、2020年4月の非常事態宣言以降でEC通販での購入が増えたものは「健康食品・サプリメント・薬」が14.9%と最も多くなりました。次いで「ファッション・腕時計」「食料品・飲料・お酒」「本・電子書籍、CD/DVD/Blue-ray」「化粧品」「日用品」が11~12%でほぼ並びました。
この中でも健康食品や化粧品は1つの商品を定期的かつ継続して利用されることが多いため、単品リピート通販との相性が良く今後もさらに成長していくことが予想されます。

出典:株式会社エルテックス「通信販売に関する【消費者調査】2020」
(最終更新:2020年12月18日)

単品リピート通販で多く利用される定期購入モデル

健康食品や化粧品などの消耗品は、サブスクリプションサービスをはじめとした定期購入モデルが多く利用されています。同じ商品を買う場合であれば、消費者にとっては購入の度にECサイトを訪れる必要がない定期購入の方が便利です。

定期購入モデルの新規顧客獲得にはECサイトのCVR向上が不可欠であり、できる限りサイトからの離脱を防がなければなりません。一方で、2022年6月1日から施行される特定商取引法・預託法の改正により、定期購入の場合は最終確認画面で定期購入であることを明確に消費者へ伝えなければならないため、クリエイティブ面のCVR向上の工夫において注意が必要です。

ECサイトのCVR改善で押さえておくべきは、消費者はカート画面で自分に合った決済手段がなければ、購入を諦め、別のサイトに移動してしまうケースがあるということです。ターゲットとして想定する顧客の属性に合わせた決済手段を設けることは有効策の1つとなるでしょう。

定期購入モデルに適した決済サービスとは?事例をもとに紹介!

では、定期購入モデルに適した決済サービスとは何でしょうか。株式会社ファーマフーズ様の高齢者層をターゲットとした育毛剤「ニューモ」の事例をもとに説明します。

1年で売上10倍となった育毛剤「ニューモ」

ファーマフーズ様の医薬部外品『ニューモ育毛剤』関連製品の売上は、2020年8月に34億円程度でした。しかし翌年には290億円に達し、1年で約10倍増という驚異的な大ヒットを記録しました。

 

「ニューモ」の急成長を陰で支えた後払い決済サービス

「ニューモ」が急成長した要因の1つが、後払い決済サービスです。
「ニューモ」購入時の決済手段はクレジットカード決済、後払い決済、代引き、口座振替の4種類あるなか、67%が「後払い決済」を選択していました。また、「ニューモ」の購入者のメインは高齢者層50~60代で全体の6割を占めており、新規購入時には多くの顧客が「後払い決済」を選択しています。

この事例から、ターゲットや商品などの条件が明確な定期購入モデルにおいて、決済手段には後払い決済が適している可能性が高いといえます。
以下では後払い決済が適している具体的な理由を紹介します。

 

後払い決済サービスの導入が定期購入に適している3つの理由

「ニューモ」の事例のような定期購入モデルの決済手段に、後払い決済が適している理由は、以下3つがあります。

理由①:初回注文時に気軽に安心して購入することができる

後払い決済であれば、消費者は商品を実際に確認してから代金を支払うため、初回注文時の心理的なハードルを下げることができますデフォルトの決済方法を後払い決済に設定することでクレジットカードと比較しCVRが約1.6倍になると裏付けされています。
さらに定期購入モデルに多い、トライアル購入のみで定期購入に至らなかった場合でも返金をはじめとする面倒な手続きは必要ないため、事業者と顧客双方の手間が省けます。

出典:自社独自調べ調査データより

理由②:毎月の自動引き落としの不安を解消できる

定期購入の際、消費者が感じている不安の1つに毎月の自動引き落としが挙げられます。後払い決済では請求書到着から一定の期間内であれば消費者のタイミングで支払えるので、このような不安を感じることはありません。
また、消費者の不安を解消できることで、企業やブランドへの信頼感も高めることができます。

理由③:購入層である高齢者に有効な決済手段である

単品リピート通販で取り扱いの多い健康食品では高齢者層の定期購入が多い一方、キャッシュレス決済に不安を持つ高齢者も一定数います。そのような層には、現金支払いができる決済方法は親和性が高いと考えられます。さらに、現金で支払う方法は代引きと後払い決済がありますが、商品を確かめてから代金を支払える後払い決済はEC利用やキャッシュレス決済に不安を感じる顧客にとっては安心感が強くより有効な決済方法といえます。

高齢者層のEC利用に関する現状や課題の詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

ジャックスグループが提供する後払い決済代行サービス「アトディーネ」

アトディーネはジャックスグループが提供する通販・EC事業者のための後払い決済代行サービスです。
単品リピート通販の決済方法に後払い決済を導入し、自社で業務を行う場合、入金確認や請求書発行といった後払い決済に関する業務が本来のコア業務の負担になることが懸念されます。

アトディーネであれば後払い決済に関する業務をジャックスグループが代行するため、企業側の作業は注文・配送情報の送信のみであり、気軽に導入できます。本記事で紹介した株式会社ファーマフーズ様でも導入され、「ニューモ」が急成長する要因の1つとなりました。

以下のリンクから、事例の詳細をご覧いただけます。アトディーネにご興味をお持ちいただけましたらぜひご覧ください。

お役立ち資料

若年層・高齢者層向けECには必須?!の決済手段「後払い決済のススメ」

単品リピート通販は、1種類またはごく少数の商品をリピート購入してもらうことを前提とした通信販売の手法です。単品リピート通販では新規顧客の獲得が課題であり、購入につなげるためには決済サービスの充実が不可欠です。本記事では、単品リピート通販における定期購入モデルを展開していくうえで適切な決済サービスを紹介します。

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